1. TOP
  2. インタビュー記事一覧
  3. 鈴木 明世

数ミリの変化に、人生単位の責任を。

ヴェリテクリニック 大阪院

大阪府/大阪市

院長

鈴木 明世

すずき あきよ

数ミリの違いが、顔全体の印象を大きく左右する美容外科。
だからこそ求められるのは、単なる技術力だけではなく、患者様一人ひとりに合わせた診断力と設計力です。
ヴェリテクリニック大阪院院長・鈴木明世先生は、形成外科専門医としての経験を土台に、自然な美しさと長期的なバランスを重視した美容医療に向き合っています。
今回は、先生が大切にしている美容医療への考え方や、患者様との向き合い方について伺いました。

ヴェリテクリニック大阪院のドクター・クリニック概要

ーー美容医療を始めたきっかけや、これまでのキャリアについて教えてください。

 私が形成外科・美容外科を志した原点は、学生時代に参加したネパールでの国際医療ボランティアにあります。ネパールの山岳地帯で診療所建設を主に行っていましたが、生まれつき唇や顎が割れてしまっている、“口唇口蓋裂”の患者様に対する手術支援も行われていました。そこで私は、欧米の形成外科専門医・美容外科医たちが、患者様やご家族の人生を大きく変えていく姿を目の当たりにしました。
 彼らの手術治療によって、人前で笑えなかった子供達が笑顔を見せるようになり、ご家族が涙を流して喜ばれる、その現場を垣間見た経験が、形成外科の道を志す大きなきっかけとなりました。
 欧米では形成外科専門医になること自体が極めて狭き門ですが、その形成外科医がさらに高度なトレーニングを積んで担うのが美容外科領域です。
 日本では、形成外科の修練どころか、研修終了後まもない医師でも美容医療に携わることが可能な現状があります。美容医療に対する規制がないからこそ、美容外科に誠実に向き合うのであれば、「形成外科専門医としての土台を築き、その上で美容外科を担う」という姿勢が重要であると考えます。
 キャリアとしては、形成外科専門医取得後、大学病院で教員医師として診療・教育に携わりその後は、国内有数のがん専門医療機関であるがん研有明病院にて乳房再建に従事しました。美容外科領域では、目・鼻・輪郭、各分野のスペシャリストのもとで仕事をさせていただき、現在は、技術力に定評のある 「ヴェリテクリニック」の大阪院院長として診療を行っています。

ーーどんな想いでヴェリテクリニックへの入職を決意されたのか、決断に至った経緯を教えてください。

 ヴェリテクリニックに入職する前は、銀座の美容外科クリニックの立ち上げに携わり、院長として診療していました。当時は銀座で毎月行われていた、美容外科医師が集う勉強会に2年ほど参加していたのですが、主催者の一人であるヴェリテクリニック理事長の福田先生にお声がけいただいたのがきっかけです。
 私が仕事環境で最も重視していたのは、「常に高い技術を追求できる環境かどうか」という点でした。ヴェリテクリニックは、国内外でも技術力に定評があり、難易度の高い症例も数多く扱っています。
 「本当に患者様のためになり、かつ最高の美容医療を追求したい」という自分の考えとクリニックの理念が一致していたため、入職を決意しました。

ーークリニックの“院長”を担うことに、どんなやりがいや責任を感じていますか?

 スタッフ全員で協力して提供した治療の結果、患者様が心から喜んでくださった時に、院長としてのやりがいを感じます。
 美容医療は医師一人だけでは成り立ちません。受付、カウンセリング、看護、施術、術後フォローまで含めて、クリニック全体の姿勢が、患者様の安心や信頼につながると考えています。
 その一方で、患者様の人生に深く関わる医療だからこそ、誠実である責任を強く感じています。だからこそ、スタッフ全員で「本当に患者様のためになる医療とは何か」を常に意識することを大切にしています。

ヴェリテクリニックの強み・こだわり

ーークリニックの特徴や他院との違いについて教えてください。

 ヴェリテクリニックは日本の美容外科において、多くの術式や概念を広めてきた歴史があります。
 例えば、「鼻中隔延長」「グラマラスライン形成」「頬骨セットバック」など、現在では日本の美容外科で一般的に行われている術式も、ヴェリテクリニックが日本での開発・普及・発展に大きく関わってきました。そのため当院には、日本の美容外科を技術面から底上げしてきた文化と歴史があります。
 当院で診療に携わる医師には、それに見合う技術力や知識、そして責任感が求められます。
 具体的には、形成外科専門医としての基礎を持ち、さらに美容外科領域で十分な経験を積むことが重要です。
 一方で、「有名クリニックに所属しているから必ず上手い」というほど単純な世界でもありません。それは当院もしかりです。美容医療は最終的には、医師一人ひとりがどれだけ真摯に学び、症例と向き合い、技術を磨き続けているかが非常に重要です。
 だからこそ当院では、技術だけでなく、診断力や誠実さも含めて、本当に患者様のためになる医療を追求する姿勢を大切にしています。

ーー美容施術において意識されている点・こだわっている点を施術事例1〜2つを交えて教えてください。

 施術において私が最も大切にしているのは、 “その方らしさを壊さないこと” です。
 美容外科では、変化量だけを追い求めてしまうと、顔全体のバランスや表情の自然さが失われ、結果として違和感につながることがあります。そのため私は、単にパーツ単体を見るのではなく、顔全体のバランス、骨格、表情、将来的な変化を含め、顔全体を構造的に診断することを大切にしています。

ーー施術のクオリティを上げるために意識されていることや工夫されていることがあれば教えてください。

 私が最も重要視しているのは、患者様の御希望を手術計画に的確に反映させることです。
 そのためには、様々なシミュレーション方法を用いて、患者様のご希望を把握し、それを術野に出来るだけ正確に再現するよう努めています。この辺りは、CT画像からオーダーメイドでプロテーゼを作成したり、鼻先をミリ単位で調整するテンプレート手術を開発したヴェリテクリニックならではの技術となります。

ーー現在注力している治療や、今後力を入れたい施術について教えてください。

 現在特に力を入れているのは鼻整形と修正手術です。最近は国内だけでなく、韓国などの海外で手術を受けた方の修正を多く手掛けています。鼻は顔の中心にあるため、数ミリの違いでも印象が大きく変わる非常に繊細な領域です。通常以上に高度な診断力と設計力が求められます。
 また最近は、“やりすぎない若返り”への関心も高まっているため、 目元やフェイスリフトなどでも、自然な美しさを重視した施術を行っています。

美容医療を検討している方へ

ーー患者様がクリニック選びでどんな視点を持つと良いと思われますか?

 美容医療では、どんな施術をするか以上に、“誰が施術するか”が非常に重要だと思います。
 症例写真や価格だけではなく、
 ・ 医師がどのような経験や専門性を持っているか
 ・ リスクや限界についても説明しているか
 ・ 本当に必要な治療を提案しているか
を見ていただくことが大切だと思います。
 特に美容外科は、数年後の変化まで見据えた設計が重要になるため、短期的な変化や流行だけで判断しないことも大切です。美容医療は人生に長く関わる医療だからこそ、
 “価格”ではなく、“信頼できるかどうか”
という視点を持っていただくことが大切だと考えています。

ーー患者様とのやり取り・コミュニケーションにおいて意識されている点はありますか?

 患者様とのコミュニケーションで最も大切にしているのは、「何に悩まれているのか」を丁寧に理解することです。美容医療では、患者様ご自身も言語化できない違和感や不安を抱えていることが少なくありません。
 そのため私は、単にご要望をそのまま施術に落とし込むのではなく、
 ・なぜそう感じるのか
 ・本当に必要な治療なのか
 ・どこまで変えるべきか
を一緒に考えることを大切にしています。
 また、メリットだけでなく、リスクや限界についても率直にお伝えするよう心掛けています。
 美容医療は信頼関係の上に成り立つ医療だからこそ、安心して相談していただける雰囲気づくりを大切にしています。

ーー施術を検討している方に向けて、安心して一歩を踏み出すためのメッセージをお願いします。

 美容医療に興味はあっても、不安や迷いを感じている方はとても多いと思います。だからこそ、まずは「相談してみる」という気持ちで来ていただければ良いと思っています。
 美容医療は、その方らしさを大切にしながら、前向きに生きるためのサポートになれる医療です。本当に必要な治療なのか、どこまで変えるべきなのかを一緒に考えることは、医師の大切な役割ですので、メリットだけではなく、リスクや限界も含めて率直にお伝えしながら、安心して治療を受けていただけるよう努めます。
 小さな悩みでも、まずは気軽にご相談いただければと思います。

ーー美容医療を「正しく伝える」ことについて、先生ご自身が意識されていることはありますか?

 現在はSNSを中心に、美容医療の情報が非常に溢れている時代ですが、その一方で、短期的な変化や刺激の強い表現だけが注目されやすくなっています。
 私は、美容医療を医療として正しく伝えることを大切にしています。そのため、 メリットだけではなく、リスク、ダウンタイム、限界、長期経過まで含めて、できるだけ誠実にお伝えすることを意識しています。
 また、美容外科医で取り上げている方は多くないのですが、日々の生活習慣の重要性も理解していただけるようYouTubeでの発信も行っています。私のYouTube番組、「Dr.スズキの若返り革命ch」は開始1年で登録者7万人を達成し、多くの方にご覧いただいております。
 美容医療は、正しく行えば、患者様の人生を前向きに変える力を持った医療です。だからこそ、誇張ではなく、医学的根拠や長期的視点を大切にしながら、信頼につながる発信を続けていきたいと考えています。

ドクタープロフィール

すずき あきよ

鈴木 明世

すずき あきよ

経歴

  • Union大学卒業 B.A. in Biology (米国ユニオン大学生物学学士)
  • 弘前大学医学部医学科入学 (3年次学士編入)
  • テネシー大学医学部 臨床実習
  • ロマリンダ大学 形成外科オブザーバーシップ
  • 長庚記念病院 形成外科オブザーバーシップ
  • 弘前大学医学部医学科卒業
  • 手稲渓仁会病院初期臨床研修医
  • 札幌医科大学附属病院形成外科
  • 市立室蘭総合病院形成外科医長
  • 砂川市立病院形成外科
  • 札幌医科大学附属病院形成外科
  • 札幌医科大学附属病院形成外科助教
  • がん研有明病院形成外科
  • CZEN GINZA CLINIC 院長
  • ヴェリテクリニック入職
  • ヴェリテクリニック大阪院院長 就任

資格・所属学会

  • 日本形成外科学会認定 日本形成外科学会専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)認定 日本美容外科学会専門医
  • 日本頭蓋顎顔面外科学会認定 日本頭蓋顎顔面外科学会専門医
  • 日本抗加齢医学会認定 日本抗加齢医学会専門医
  • 形成外科領域指導医

医院情報

一覧に戻る